広島の芸術はどうなる? [広島]
広島の芸術は、時限爆弾を抱えている。
とりあえず、一つ目の爆弾は小規模に終わったが
もう一つ、超大型爆弾が控えている。
広島厚生年金会館の売却 である。
ここには広島市内最大のホール(2001席)が併設されている。
稼働率、催物の規模、動員人数等を総合的に考えると、
中四国 No.1のホールと言って過言ではない。
しかし、社会保険庁の問題で厚生年金施設売却の法案ができて、
一般競争入札による施設の売却が進んでいる。
広島厚生年金会館も、3年以内に
一般競争入札で売却されてしまうのだ。
一般競争入札であるため、
広島大学跡地のように不動産会社が落札すれば、
施設を取り壊し、マンションに立て替えられてしまうことになる。
ホールを失ってしまえば、広島でのコンサートなどの催物は、
現在の1/3以下になってしまうだろう。
そして中四国全体にその影響を及ぼすのだが
それは間違いなく悪い方向になるだろう。
時限爆弾は、3年以内に確実に爆発するのだ。
そして、みんな、コンサートが広島を素通りしていくのを見て
失ったものの大きさに気づくのだ。
公のやることにはいつも歯がゆい思いをしています
私も広島に住んで20年余り・・・
広島厚生年金会館には数え切れないほど舞台やコンサートで
通ったものです
今後どのような形になるのか判りませんが
これまでのように利用できれば良いのですが・・・
私も去年の2月にこの件でつたない記事を書いています
http://blog.so-net.ne.jp/ajisai28/2006-02-13
by かおり (2007-06-02 18:40)
広島市は財政状況が厳しい上に新球場建設問題も抱えていますので、一般競争入札が行われたら、土俵に上ることも難しいと思っています。
郵便貯金を県が買ったから、年金は市という噂がながれて
ちょっと安心しているところもあると思いますが
危機的状況は少しも変わっていないんですよね。
郵便貯金の時のように、突然発表があってから慌てても
今度は遅いかも知れないのに・・・・・・・・・
by へろーめ (2007-06-03 20:39)