江戸前の仕事@喜寿司(人形町) [ 東京-和食]
ここ数年ほどは東京に良く来ているのですが、食べたいと思いながら食べることができずにいる食物があります。
それが 正統江戸前の鮨 です。
砂糖を使用しない酢飯
小肌・新子など光物の細かい仕事
などなど味わってみたい物が沢山あるのですが、何せ「おまかせ」「時価」などの攻撃が怖くてつい躊躇してしまいますw
しかし、色々調べている内に気付きました!
「そうだ!ランチなら安心して食べられる!」
ということで、やってきたのは喜寿司(人形町)
「喜」が本当は七を三つ重ねた旧字なのですが表示できません。
訪問は平日の昼間12時過ぎ、先客は二組、ご夫婦で楽しまれています。ビジネスランチ客がいないのは、最低で2500円からという値段設定のせいでしょうか
づけ場には、店主と職人二人がたっていましたので、安心できそうなw 一番若い職人さんの前に座ります。
黒いカウンターの上にガリが小鉢に入れて置かれます。
ランチのにぎりは、2500円・3000円・3500円の三種類今回は3000円を注文しました。
口あけは、ひらめ
最初から醤油が塗られていますので、つまんで口に放りこみます。
酢は抑え目で、しょっぱい酢飯が白身の淡白さとをひきたてていますね。うん、確かに酢飯に砂糖は使われていません。
ただ、酢飯は甘酸っぱい物だという先入観があるので若干の違和感が残ります。
二貫目は、鮪の赤身
このあたりから、砂糖を使わない酢飯の味・バランスなどを普段食べている酢飯との違いなどを頭の中で検証し始めていますw
三貫目は、水いか
四貫目は、再び鮪の赤身
供された時は中トロかと思いましたが赤身が再び・・・・・う~ん疑問?
赤身は悪くないのですが、組み立てとしては、どうだろ?
五貫目は、アナゴ
江戸前のアナゴは食べたかった仕事の一つでとても楽しみにしていました。
うん。うまい! アナゴは蒸されているようで、フワフワで口の中で溶けていきます。甘味の入っていない酢飯がアナゴ自体の甘さを引き出していて、より美味しくなっています。ただ、日本酒の香りがかなり強いのでお酒が駄目な人は酔っ払っちゃうかもしれませんよ。> ごんたママさんw
六貫目の玉子、それに、たまり漬けが添えられます。
玉子の中にはおぼろが仕込まれており甘さに深みがあります。玉子焼きもカステラの様な口当たりでウマイです。握りは、これで終わり。あとは巻物だそうなので、追加で一貫いただきました。
追加で江戸前の仕事を楽しみたかったので煮イカを選びました。
うまいですねぇ!これは素晴らしい仕事でした。口の中で柚子の香りが花開いていきます。イカのさくっとした歯応えと香り、そして煮ツメのコクが遅れてやってきます。うん!大満足です。
少し聞くと、イカを煮る時に柚子を使うとの事です。香りは強すぎると野暮になっちゃいますから、微妙なバランスが老舗の仕事の確かさでなのでしょうね。
巻物は、かっぱと鉄火
キュウリが小さく刻まれて胡麻がまぶされています。細かな仕事ぶりが目を引きます。
以上、上寿司(3000円)握り六貫と巻物+煮イカで税込3780円
CPは良いとは言えませんが江戸前の老舗の味は堪能できます。一度は訪れておきたい一店ですね。
ああ、おいしかった。
ごちそうさまでした。
それが 正統江戸前の鮨 です。
砂糖を使用しない酢飯
小肌・新子など光物の細かい仕事
などなど味わってみたい物が沢山あるのですが、何せ「おまかせ」「時価」などの攻撃が怖くてつい躊躇してしまいますw
しかし、色々調べている内に気付きました!
「そうだ!ランチなら安心して食べられる!」
ということで、やってきたのは喜寿司(人形町)
「喜」が本当は七を三つ重ねた旧字なのですが表示できません。
訪問は平日の昼間12時過ぎ、先客は二組、ご夫婦で楽しまれています。ビジネスランチ客がいないのは、最低で2500円からという値段設定のせいでしょうか
づけ場には、店主と職人二人がたっていましたので、安心できそうなw 一番若い職人さんの前に座ります。
黒いカウンターの上にガリが小鉢に入れて置かれます。
ランチのにぎりは、2500円・3000円・3500円の三種類今回は3000円を注文しました。
口あけは、ひらめ
最初から醤油が塗られていますので、つまんで口に放りこみます。
酢は抑え目で、しょっぱい酢飯が白身の淡白さとをひきたてていますね。うん、確かに酢飯に砂糖は使われていません。
ただ、酢飯は甘酸っぱい物だという先入観があるので若干の違和感が残ります。
二貫目は、鮪の赤身
このあたりから、砂糖を使わない酢飯の味・バランスなどを普段食べている酢飯との違いなどを頭の中で検証し始めていますw
三貫目は、水いか
四貫目は、再び鮪の赤身
供された時は中トロかと思いましたが赤身が再び・・・・・う~ん疑問?
赤身は悪くないのですが、組み立てとしては、どうだろ?
五貫目は、アナゴ
江戸前のアナゴは食べたかった仕事の一つでとても楽しみにしていました。
うん。うまい! アナゴは蒸されているようで、フワフワで口の中で溶けていきます。甘味の入っていない酢飯がアナゴ自体の甘さを引き出していて、より美味しくなっています。ただ、日本酒の香りがかなり強いのでお酒が駄目な人は酔っ払っちゃうかもしれませんよ。> ごんたママさんw
六貫目の玉子、それに、たまり漬けが添えられます。
玉子の中にはおぼろが仕込まれており甘さに深みがあります。玉子焼きもカステラの様な口当たりでウマイです。握りは、これで終わり。あとは巻物だそうなので、追加で一貫いただきました。
追加で江戸前の仕事を楽しみたかったので煮イカを選びました。
うまいですねぇ!これは素晴らしい仕事でした。口の中で柚子の香りが花開いていきます。イカのさくっとした歯応えと香り、そして煮ツメのコクが遅れてやってきます。うん!大満足です。
少し聞くと、イカを煮る時に柚子を使うとの事です。香りは強すぎると野暮になっちゃいますから、微妙なバランスが老舗の仕事の確かさでなのでしょうね。
巻物は、かっぱと鉄火
キュウリが小さく刻まれて胡麻がまぶされています。細かな仕事ぶりが目を引きます。
以上、上寿司(3000円)握り六貫と巻物+煮イカで税込3780円
CPは良いとは言えませんが江戸前の老舗の味は堪能できます。一度は訪れておきたい一店ですね。
ああ、おいしかった。
ごちそうさまでした。
さすがにここまでは無理ですが、
私が東京に行くたびにお昼を食べに寄る
ゆりかもめの竹芝の駅に隣接したビルの3階にある
「お潭鼓」[なす]がついてたかチョット自信がありませんが
ここの板長はじめ、雰囲気や味もいいですよ!
by miopapa (2008-10-21 14:28)
一枚づつ丁寧にお写真をとられて、いつも感心です♪
お寿司が恋しくなりました~
by pan-nohi (2008-10-21 16:22)
懐かしい、何度か社内接待してもらったなぁ(爆)
by ユキ (2008-10-21 21:15)
ランチならいいけど、ドキドキハラハラしながら食べる時価のお寿司は胃に良くないよね!(笑)
by お好み焼き屋のおばちゃん (2008-10-21 22:16)
江戸前万歳!
by kgoto (2008-10-21 23:01)
今度行く時は誘ってくれれば( ̄m ̄* )ムフッ♪
by ゆきぽん (2008-10-21 23:08)
本格江戸前寿司!勉強になりました(^_^;)
人形町だと、元祖親子丼、積年の宿題です!
by いけ麺 (2008-10-21 23:42)
正統派、かあ~~。
ネタだけじゃない、一仕事のレベルってことですかねえ。。
なかなか敷居がっ。。
by lovin (2008-10-22 00:01)
人形町は会社の近くなので今度行けたら行ってみようと思います。
奢りで。。。
by たかぼん (2008-10-22 08:55)
お寿司いいですねぇ~☆
にのまるではありませんが、
来月から滋賀県の系列「ぎゃれ楽坐」というお店で
コースにお寿司を取り入れようと思っております!
また画像UPします!!!
by にのまる (2008-10-22 13:53)
ほんまものの江戸前って食べたことないです。
なかなか敷居が高いんですよねぇ・・
まずはランチかしら。
せっかく行ったら私も穴子食べたいです~><。。
3連休前とか、アレルギー出ても大丈夫な状態のときに行こ。。
by ごんたママ (2008-10-22 14:58)
江戸前鮨、ひと手間仕事がしてあって美味しそうです。
鮪の赤身は本当に美味しそうですね。
しかし結構お高いですね(;´Д`)
by キルト (2008-10-23 20:59)
鮨職人の義理の叔父が甘い鮨飯を嫌ってましたね。
江戸前の職人は皆そうなんでしょうね。
by kotobukimaru (2008-10-25 06:32)