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旅の終わり~東北駅弁編@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー [東北]

  2011年5月30日 14:51 JR一ノ関駅
台風の影響でボランティア受付が停止したために予定を変更して、陸前高田 (クリックで記事へ) に向かいました。そこで、まだまだ深刻な現状を目にした後は風評被害支援のために平泉を観光し、仙台で夕食をいただいて東京に予定通り31日早朝に帰ることになりました。

ただ、個人的にボランティアをパスして観光というのは納得できない部分もあり一ノ関駅で離団することを決めました。

一ノ関駅

一ノ関駅では私以外にも数名が離団しました。
中には続けてボランティア作業をするために、そのまま帰らず盛岡に向かう人も居ます。本当に頭が下がります。

割引きっぷ

  やまびこ自由席片道きっぷ
JR東日本から5月14日から6月13日の間に発売された復興支援きっぷで、岩手県・宮城県から東京までの片道が格安で利用できます。
盛岡-東京 6500円、仙台-東京 5000円など通常料金の半額程度、なんと乗車券よりも安かったりします。
ちなみに、一関-東京は5900円、乗車券だけなら7140円です。

やまびこ

実は東北新幹線に乗るのは十数年ぶりw
旧車両しか乗ったことが無いので、初E2系です!

やまびこ
やまびこ

リクライニングも二段式。ちょっと豪華でウレシイ。

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あれこれ色々食べてます!@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー [東北]

色々と思い出を残した東日本大震災 復興支援ボランティアツアー。
でも、このブログのメインはグルメですからねぇ。ツアー中も食べた物をいつも通り記録していますのでご紹介しましょう。

IMG_1115.JPG

  2011年5月27日 23:50 上河内SA(栃木県宇都宮市)
新宿を22時過ぎに出発して最初の休憩です。

河内SA

入り口で栃木県のご当地スター? U字工事が迎えてくれました。
でも、サクレが栃木県の産品とは知らなかったw

河内SA

さすがに餃子の街 宇都宮!
外からよく見えるメインの位置に餃子がディスプレイされています。
ショーケース内には色々な店舗の冷凍餃子が置かれていました。

さて、休憩は時間調整もかねていますので1時間ほどです。
新宿で夕食を食べ損ねていますので何か食べよう。

ご当地麺類

SAのフードコートで初めて見かけた麺類を見つけましたので注文してみました。う~~ん、食べるのが楽しみです。

幅広?きしめん?

トッピングは、ネギ・舞茸・青菜とメカブ?
そして、「きしめん」よりも一回り大きいこの麺は?

ひもかわ

  ひもかわ野菜うどん 600円
群馬県桐生地方に特有の幅広いうどん「ひもかわ」
確か、以前TVで見た時は幅が10cmくらいあったと思ったのですが、割りに普通で少し哀しいw でも、シコシコした歯応えが美味しいうどんでした。

まだまだ続くよ!ちゃんと読んでね!


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三日目 陸前高田へ@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー(岩手) [東北]

  2011年5月30日 10:47
幸迎館を10時に出発したバスは、通い慣れた道を走ります。
バス

27日22日に新宿を出発してから、ずっと足となってくれたバスとも,もうじきお別れです。長時間の移動は疲れましたが、このバスが無ければツアーは催行できませんでした。

道の駅 とうわ

  2011年5月30日 10:43 東和町
最初に立ち寄ったのは、「道の駅 とうわ」温浴施設を併設しており、本来は三日目の作業終了後にお風呂に入る予定でした。

三日目のボランティア作業が中止になったことでスケジュールが変更になり、陸前高田の被害状況を見た後に平泉を観光し、仙台で夕食を摂り、予定通り翌日早朝に新宿着となりました。

状況が変わりましたので、行程中の東和・一関・仙台で離団できることになり、まず一名が離団します。
社会人の参加者は早朝着の新宿から直接出社予定の方もいるので、ボランティアがなければ早めに帰る方が楽ですからね。

東和町

高村光太郎、新渡戸稲造を差し置いて一番上に来ている萬鉄五郎?
「まんてつ ごろう」さんかと思ったら「よろず てつごろう」さんなのね。
芸術家らしいのですが、全然知りませんでしたw

眼鏡橋

JR釜石線、花巻と釜石を結ぶ単線のローカル鉄道
こういった石造りの陸橋もあり、一度ゆっくり巡り歩きたいと思いました。

遠野を過ぎた頃、道を右にそれて釜石ではなく大船渡を目指します。
ちょうど、その頃から雨が降り始め、海に近づくにつれ雨風がひどくなり、大船渡に着く頃には大雨になっていました。

大船渡も釜石と同じく平穏な街並みが突然切れて、津波によって荒れ果てた町へと変わります。私たちはバスで通過するだけですが、ここに住む人々の気持ちを思うと・・・
でも、釜石も大船渡もまだ良い状況だったのです。

陸前高田

  2011年5月30日 13:01 陸前高田
陸前高田市に到着した頃には強い雨風が吹き荒れています。
そして、私たちの前には信じられない光景が・・・

ここから先はショッキングな映像があります。

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座談会&三日目朝@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー(岩手・花巻) [東北]

寄せ書き

生きる希望をありがとう
「地球の歩き方 東日本大震災復興支援ボランティアツアー」において帰りの休憩で利用した「道の駅 遠野風の丘」にあった寄書きです。

寄書き

中学生の生徒の手書きで感謝と決意の言葉で寄せ書きされています。

今回のバスツアーで移動中にいたるところで感謝の言葉や決意を記された看板や文字を見ることが出来ました。
顔晴れ(がんばれ) ありがとう ご苦労様です
その度に東北の人々の強さを感じ、何年かかろうと必ず立ち上がるだろうとの想いが強くなります。



ホテル夕食編 (クリックで記事へ) で一旦筆を置いたのは、勢いのまま一方的に発信するだけで良いのか自分の中に疑問が生まれたからです。

でも、休んでいる間に一番読んで欲しかった 準備編 (クリックで記事へ) は、アクセスがじわじわと上がってきましたし。鵜住居編 (クリックで記事へ) に、お手伝いに行った家の方から温かいお礼のコメントもいただきました。

少しでも力になるのであれば、出来ることをするだけです。あと少し、一気に書ききってしまいます。どうか、お付き合いください。

座談会

  2011年5月29日 20:57 山の神温泉 幸迎館
残念なことに三日目(30日)の作業は台風の影響で前日に中止が決定しました。そのため、翌朝の出発が6時から10時に変更になりましたので、夕食後に急遽座談会が開催されました。

今回の参加者総数は40名。すべて単独参加です。
ボランティア経験者は若干名でほとんどが初心者です。
「何かしたいのだけれど、どうしていいのか判らなかった」個人が「地球の歩き方」の主催ツアーでやっと行き場所を見つけたのです。

上は60代後半から下は大学生まで、なんとニューヨークから熊本から、みんな心の中の何かに衝き動かされてココに集まってきました。
「何か出来るはず」「自分の目で見たい」「見たことを伝えるため」小さな考え方の差異はありますが、目的とする方向は同じです。それぞれの想いをぶつけ合い、意見し、共感し、自分の立ち位置を再確認します。

地球の歩き方

今回のツアーには催行会社のトップツアーから松坂投手そっくりの添乗員、主催の地球の歩き方からK東さん(画像)も帯同し、同じボランティア作業をこなしています。
ただ、全体的に経験不足が否めず無意識に危険なことをしたり、オーバーワークになったり、作業を的確に指示できる人がいなかったり、その辺りは今後の改善点だと思います。

さて、ここからはお気楽グルメブログに戻りましょうw

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旅館&夕食&温泉@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー(岩手・花巻) [東北]

  2011年5月28日 19:07 岩手県花巻
ボランティア作業を16時までに終えて、釜石市のボランティアセンターに戻った後は、宿舎に向かいます。ただし、三陸地方に近い営業しているホテル・旅館は避難所や工事関係者の宿舎になっており、ボランティアが宿泊可能な宿は一時間以上離れた場所になります。

地球の歩き方主催復興支援ボランティアツアーには被災地近隣の観光地にお金を落とすという、もう一つの目的もありますので片道約2時間かかる花巻の温泉に宿をとりました。

幸迎館
幸迎館

  山の神温泉 幸迎館 (クリックで公式サイトへ)
ひなびた温泉地にある大手資本系の立派な温泉宿
この旅館内にも被災者が住まれているようでした。

客室

ツアー参加者が5~7名ずつ6部屋に分かれています。
オヤヂグループ5名は6畳+10畳+ツインベッド洋室の3間のお部屋
私はイビキをかくらしいので自己申告して6畳に隔離w

格天井

ここは宮大工が建てられたそうで、格天井と言う格式の高い造作です。
「これ、暖房費がかかるなぁ」とか庶民的な感想をつぶやいたりしてw

さて、20時からはお待ち兼ねの食事!
これが、思いのほか良くてビックリ!

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二日目@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー(岩手・釜石) [東北]

  2011年5月30日 9:17 岩手県釜石市
昨日は雨が降ったり止んだりでしたが、この日は弱い雨がずっと降り続いています。二日間、合羽のせいで汗がすごく出ましたが、粉塵が出なかったので作業は順調に進みました。

DOCOMO移動基地局

2日目の作業は釜石市の中でも特に被害の酷かった「鵜住居~うのすまい~」という地域に行きました。

バス

バスの中から見える風景は・・・みんな声もでません。
見渡す限りすべて廃墟です。

ここからは、かなりショックな画像が続きます。

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一日目@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー(岩手・釜石) [東北]

  2011年5月28日 10:14 釜石市近郊
今回のボランティア活動の際に自分自身で律したことがあります。
 ・必ず了解を取って撮影する。
 ・こちらからは震災関係の質問はしない。
 ・軽々しく「頑張ってください」と言わない。

頑張り過ぎるくらい頑張っている皆さんに不快な思いをさせないことを常に念頭において行動させていただきました。
ですから、このブログに記載する画像は了解をいただいていますし、お話はすべて相手方から教えていただいたことです。

ボランティア

釜石駅横にあるボランティアセンターで受付を終えた後は、40名が二班に分かれて初めての作業を開始いたします。

一班30名は側溝の泥さらい。そして、私を含む10名で個人宅の片付けのお手伝いに向かいました。

花

漁師のお父さんとお母さん、そして息子さんの三人で被災した住宅の二階で居住されています。下の画像の出窓上にある線が水の跡だそうです。

私たちの作業は、部屋の片付けや床下の泥さらい。
リフォームする際に床下に汚泥が残ったままだと湿気やカビの原因になりますのですべて取りさらわなければなりません。

しかし、瓦礫の混じった泥は20cm近い厚みで床下を覆っています。たった二部屋の泥さらいで50枚持っていった土のう袋は足りなくなりました。
津波の被害は見えない場所まで本当にひどいものでした。

アワビ獲り

お昼休憩中にアワビ獲りの道具を見せていただきました。

ウニ用網

こちらは、ウニを採る為の網だそうです。
お父さんが「早く海に出たい!」と嬉しそうに紹介してくれました。
でも、津波で船を失ったため、現在は漁協の対応待ちだそうです。

卵焼き&お漬物

こちらは、お昼におかあさんが出してくれたお茶受け
甘い卵焼きと絶品の胡瓜漬!どちらも美味しかった!

蒸しパン

作業が終わって出してくれた蒸しパンもお母さんの手作り
懐かしい、暖かい、素朴なおふくろの味でした。

ここからは、この集落の状況をごらんいただきます。
かなりショッキングな画像が続きます・・・

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現地から:復興支援ボランティアツアー(岩手・釜石) [東北]

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現地に向かうバスの車窓からみた瞬間に
言葉を失いました。
これが地震から二ヶ月たった今現在の画像です。

三陸沿岸には、同じ様な光景は
いくらでも在るのです。

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釜石市街地@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー(岩手) [東北]

  2011年5月28日 8:20 岩手県釜石市
バスで約10時間かけて移動し到着した釜石市は、山側から入ったせいで最初は気が抜けるほど平穏でした。

釜石市

今回の復興支援ボランティアの記事には賛否両論あるかと思いますが、GWをピークにしてボランティアが減少していることなどを考えると現状を再び拡散することが必要だと考えました。

実際に私も「ボランティアが余っている。」などの報道を読んだ家族・友人から「行ってもしょうがないのじゃない?」と言われました・・・

でも、私は自分自身の目で確かめたかった。

津波浸水想定区域

釜石駅前にあったこの「津波浸水想定地域」の表示から先には、想像以上の風景が広がっていました。

商店街
商店街

商店街は一階部分が浸水したようで、ひん曲がったシャッター
こんなお店が延々と続いています。

この後はショックな画像が続きますので、苦手な方はお控えください。

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出発前~釜石到着@東日本大震災 復興支援ボランティアツアー [東北]

  2011年5月27日 18:36 新宿
実は今回の東京行は、このボランティアツアー参加が最大の目的でした。

  地球の歩き方 東日本大震災 復興ボランティア (クリックでサイトへ)
今回、ボランティア活動を募集するのは、岩手県の被災地である大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市など沿岸部の市町村です。
岩手県沿岸部の被災地は、首都圏からの移動距離が長く、また、現地には宿泊することができないため、県外からのボランティアの受け入れがそれほど進んでいません。そのため、支援に携わる人手がどうしても不足しております。
そのような状況のもと、「地球の歩き方」ではトップツアー株式会社と共同で「東日本大震災復興支援 ボランティアパッケージ2泊5日」(東京発着)を企画しました。


ソネブロでも宮城県にはkotobukimaruさんwakameさんtakakoさんkgotoさんぺこりんさん、そして岩手県にはキルトさんが在住していますし、大学時代に岩手県のユースホステルでヘルパーをした経験もあり、震災以降ずっと東北の現況が気になってしょうがありませんでした。

黒nano さんのブログ (クリックで記事へ) を読んでこのツアーの存在を知った時、スグに参加を決意し申し込みをしました。

新宿

このツアーは交通機関が充実していない被災地を回るため全て専用バスを利用しての移動となり2泊5日の全行程です。
     旅程
  27日 新宿を深夜出発  (車内泊)
  28日 被災地でボランティア活動  (花巻泊)
  29日 被災地でボランティア活動  (花巻泊)
  30日 被災地でボランティア活動後、バスで帰路出発  (車内泊)
  31日 新宿に早朝到着
宿泊は花巻に2泊、計算があわない残り2泊は車中泊なのです。

27日当日は新宿を22時に出発のため、21時30分集合です。
少し早めに到着したのは、必要な道具を買い揃えるためです。

ボランティア初心者なのでネットで調べて必要そうな物を色々購入しました。同じ様な方の参考のため購入物と感想をまとめてみましょう。

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